配合変化

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最近配合変化の関連記事多いなぁ。まぁこれで一段落ついたんだけど。


院内研修の一環として医師・看護師・薬剤師向けに「配合変化に注意が必要な薬」の話をしてきた。

参加者は150人くらい。

自己評価では、そこそこうまくできたんじゃないかと思っていて、

アンケート結果が早速出ていたので、見せてもらったら・・・

とてもわかりやすかった 48.7%
まぁまぁわかりやすかった 35.8%
ふつう 11.5%
少しわかりにくかった 4%
とてもわかりにくかった 0%


おぉ、とても良い反応だったようだ。

ニッチなテーマであるだけに、興味がもたれなかったり、

理解してくれなかったらどうしようと思っていたけど、

意外にもみなさん熱心に聞いてくれていたみたいだし、

これで配合変化に対する意識が高まったかなと。


でも配合変化の問合せが多くなって薬局が今以上に忙しくなったりして・・・。
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院内研修の一コマで配合変化の話をすることになった。講演時間は1時間。

看護師向けらしいのだけど、あんまり難しいと聞いてくれないし、

簡単すぎると1時間の間が持たないし困ったなぁ。

それ以前に自分が配合変化についてよく分かっていないので勉強しないとな。

取り敢えず、

注射薬配合変化Q&A―根拠でわかる注射・輸液配合時の事故防止対策

を読み直し終わって現在は、

根拠からよくわかる注射薬・輸液の配合変化―基礎から学べる,配合変化を起こさないためのコツとポ

を読んでいるところ。

「注射薬配合変化Q&A~」の方は、あまり詳しくは書かれていないから初めて配合変化について学ぶなら

これをざっと読むのがいいのだろう。1日2日あれば一通り読める。

「根拠からよくわかる~」の方が、より詳細が記されているので「注射薬配合変化Q&A~」で学んだことを

さらに理解を深めるのによいと思う。

今回の看護師向けの内容はこの2冊を参考にして作ろうかなと思っている。



看護師さんって、配合変化について簡単に考えすぎているきらいがあると個人的には感じている。

先日は看護師から、「汎用される薬剤の配合変化一覧表を作成して」と依頼され、

「一目でわかるように○×で書いて表にして」と注文つけられる。

そんなに簡単に○×がつけられるなら苦労はいらないんだけどねぇ、配合の条件が違えば結果も違う。

あらゆる条件下での配合変化を考察することの難しさわかっていない。

そういった意味でも今回の講演は、看護師に対して配合変化の難しさを理解してもらえるいい機会だと思っている。


過去の関連記事
根拠からよくわかる注射薬・輸液の配合変化 2009/06/10(水)
カタボン注とラシックス注の配合変化 2008/12/03(水)
看護師さんから問い合わせ。

「カタボンとラシックスを同一ルートで投与しているが、ルート内で白色の異物を見つけた。
以前薬局へ問い合わせしたときは、『書籍に大丈夫と書いてあるから配合に問題ない』
との回答だったので、一緒に投与していたのだが、本当に大丈夫なのか?」


異物が見られるという実際のルートを持ってきてもらったが、肉眼でも確かに見えるくらいの

小さな白色物がルート内にいくつも付着している。

薬局内にある、とある書籍を見てみるとラシックスの項目には確かにカタボンLow、Hiともに

○となっていた。参考文献は、「メーカー資料」と記載されている。


どういうこと・・?


まずはラシックスのメーカーに確認したところ、即答で配合不可と言われた。

確かにカタボンは酸性、ラシックスはアルカリ性であるから普通に考えると、

配合はちょっと難しいような気もする。

続いてカタボンのメーカーに確認したところ、やはり配合不可との回答を受けた。

ところで、とある書籍にはメーカー資料を参考文献として「配合可」としていたわけであるが、

これについても問いただしてみると、以下のような回答であった。

①カタボンの治験時に、ラシックスとの配合変化を行ったが、24時間投与において配合変化や
カタボン含量の低下は認められなかった
②このため承認時の配合変化では、ラシックスとの配合は問題ないとされている。
③しかしながら、最近ではラシックスとの配合により白色異物を認める例が報告されてきている
ことから配合は回避していただくようにお願いしている。
④白色の異物はおそらくラシックスの結晶である

とのことであった。

なんとも不十分な対応である。

一番の問題点は、カタボンのメーカーがラシックスとの配合を不可と明記していないことである。

また、とある書籍が参考にしたという文献を実際に見ていないのでなんともいえないが、

その文献は改訂するべきであろう。

さらには、とある書籍に対しても、修正をお願いしなければならないと思われる。


専門書籍に記載されているとどうしても情報を信用してしまうが、

こういうこともあるから信用しきってはならないようだ。

やはり”ラシックスとカタボンの配合は不可である”

      

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