病院で薬剤師をしています。 仕事のこと、趣味のことなどきままに書いていきます。

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今月から薬局に入ってきた新卒薬剤師さんの歓迎会。

まだ一ヶ月経っていないけれど、仕事の話をしている中での印象としては

とても優秀なんだろうと感じた。

もともとは大学で研修生として半年間がんばってきたからかもしれないけど、

ある程度の基本は知っているし、取り組み方も真面目だと。

薬に関しての知識も、結構びっくりするくらいよく知っている。

僕が薬剤師になったころはだぶんこんなに知らなかったなぁなんて、

僕と比較するのが間違っているのかもしれないけど。

歓迎会自体はいつものように一次会で終了。適当に盛り上がりました。
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医師から、持参薬のヨウレチン100の代替薬について聞かれた。

ヨウレチン100:ヨウ素100μgを含む薬剤。

持参薬は眼科から処方されたものらしい。

以下添付文書引用。
「眼科における作用」
(1) ヨウ素レシチンは家兎網膜の組織呼吸を促進し、網膜の新陳代謝を亢進する。
(2) ヨウ素レシチンは成熟白色家兎のERG律動様小波に対し促進的に働き、
その効果はヨウ素18μg/Kg/dayの投与群で最も著明であり、3ヶ月の長期連用で増強される。
(3) 家兎に於ける実験的アレルギー性ブドウ膜炎、実験的電撃性ブドウ膜炎の両者共消炎効果、
ERG所見の改善が著明であった。

ところで全盲の人でも服用しなきゃならないのかな?

医師も同じように思ったらしく、処方した眼科に服用の必要性を問い合わせしてた。

ちなみに当院にはヨウ化カリウム丸50mgはあるけど、ヨウレチンはない。

眼科からの回答も、「入院中は服用せずとも可」とのことでヨウレチンは中止となった。
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「ねんきん特別便」が届いた。

「年金」とせず「ねんきん」とひらがなにしたからって、国民の不信感は何も和らがないけど・・・。


中身を見てみたところ、一応職歴に等しく年金記録がつながっていた。

4件も職場変っているので、結構心配していたのだけど、これで一安心。

だけど、20歳(学生)~社会人になるまでの3年間は払ってないんだなぁ。

まぁ、いまさら言ってもしょうがない。

社保お得意の「手違い」で、未払い分が支払ったことになっていてくれてもよかったのに。
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先輩薬剤師さんから相談。

「アスペノン服用中だが、(脱カプセルして服用しなければならない理由があって)

脱カプセルして服用している。だが、麻痺性の薬剤のためか、服用後持続して咳込む上

持続して唾液も出てきてつらい。服用が困難のようであるが、どうすればよいだろうか?」

というもの。

いくつか選択肢を考えた。

①カプセルのままなんとか服用してもらう?
②オブラートに包む?
③別薬剤に変更?

①は現実的に難しいし、②はなおさら飲みにくいか・・。残るは③。


院内採用薬のうち麻痺性のない抗不整脈薬を調べたところ、

シベノールとプロノンがあった。サンリズム、リスモダン、メキシチールには麻痺性がある。

エコー所見を見てみたところ心機能には問題なさそうであった。

抗不整脈薬の使用理由は心房細動で、腎機能は悪い。

処方医に上記理由でアスペノン服用しづらいこと話し、処方薬について話し合った結果、

腎機能が悪いことが懸念されながらも、シベノール100mg/日に変更となった。


抗不整脈薬の麻痺性があるかないかで、薬剤を選択したのは初めてだった。

こんなこともあるのね。

参考書籍
錠剤・カプセル剤粉砕ハンドブック

   
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ボウリング大会の結果は13位だった。

入賞は20位までと思っていたが、10位以内だったので、入賞ならず。

来年またがんばろ。
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僕は一応DI担当となっている。担当となってから、1年以上経つかな。

といっても形ばかりのDIで、専属じゃなくて他の薬剤師さんと同じ業務をしながら

片手間にやっている。

業務内容も月に1度のDIニュース発行とか新規採用薬の情報提供くらいしかおこなっていない。

毎月のDIニュースの内容は主に、医薬品医療機器総合機構が毎月発行する

「医薬品・医療機器等安全性情報」の要約。

どれだけの人がまじめに読んでくれているのか不明で、

本当にやる意味があるのか分からない情報。

もちろん僕は重要な情報だと思って提供しているわけだが、

受け手にとっては右から左へ抜けていく情報なのかもしれない。



DIといっても、薬の問い合わせ窓口になっているわけでもなく問い合わせは

各薬剤師がそのつど対応しているし。その情報管理も十分には行えていない。

そんな中途半端なDI業務。

他の施設で勤めていたときは、DIの薬剤師さんは専用の問い合わせ窓口だったり

情報管理を行っていたりしたのだが、

当薬局では病院経営方針やマンパワーの問題から、それは難しいかなと。

「まずは収入になることをやりなさい」って感じだから。

DIの重要性は理解しているつもりだけど、下火になったテーマを今更上げるのもどうかって思うし。

こんなDIでいいのかねぇ、機能評価のために存在しているようなDI。
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本日院内でのボウリング大会。

勤めて4年目にして初めての参加。

ボウリングなんて何年ぶりだろう?

ゲーム内容は、2ゲーム合計得点で個人戦・チーム戦。

最初の3投はすべてスピリットになってしまってテンション下がった。

でも、少しずつ調子が上がっていき最終的に1ゲーム目133点、2ゲーム目172点の合計305点。

まぁなかなか健闘したんじゃないかと。隣のレーンでは合計380超の人がいて圧倒されたけど。

個人戦20位以内がたしか入賞だったと思うけど、入っているかなぁ?

ところで、もうすでに腕と足が痛いや・・・
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夜勤明け。

昨日の夜勤は、22時過ぎてから忙しくなった。

緊急OP、急変患者など至急の薬剤払い出しを要求された上、

それらが同時にやってきたりして。

そんなときに限って、病棟の看護師さんが連絡もせずに薬局に薬を取りに来たりして

その相手をさせられたり。救急外来では薬を待ってる患者さんいるし・・・。

どの順番にこなしていったらいいのか、頭がパニックになる。

一人夜勤で、2つ以上の事が同時に生じると結構つらいものがあるなぁ。

夜中も急変患者や緊急OP後の薬の調剤などであまり眠れず。

今週は金曜日まで休みなし。
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仕事休み。ネットサーフィンをしていると、

「公認スポーツファーマシスト制度」に目が留まった。

日本アンチドーピング機構が創設するものらしく、

目的は、

「競技者や指導者に対して適切な情報提供と啓発活動を実施できる専門家の育成」なのだそうだ。

ドーピングについての教育者になるってことね。

あまりいろいろな事に興味を持たない性格の僕なのだが、久々にちょっと面白そうだと惹かれた。

我ながらちょっとマニアックだなぁ。

誰か他の薬剤師さんもこの制度に興味を持った方はおられますかね?

この資格を持つことで増える仕事量どの程度のものなのか分からんが、

現在の仕事と両立できる程度の業務ってことでいいんだろうね?

それと、日薬の会員じゃないとダメだったりするのかな?

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別の病棟の先輩薬剤師から、発作性心房細動を生じた患者さんについて話しかけられた。

以下処方が追加となったとのこと。

シベノール100mg 2錠
アーチスト2.5mg 2錠
タナトリル5mg 0.5錠

処方だけ見ると心不全も併発しているように見える。

でもエコーでも心不全ではない。心電図上は af tachy。

シベノール、アーチストはいいとしてもタナトリルは発作予防か?

その後、処方医師が担当病棟に上がってきたので、処方意図について聞いてみた。

やはり、タナトリルは心房細動予防で用いているとのことであった。

この件についていくつか調べてみたところ、ちらほら報告があるようだ。


医療情報サービス Minds(マインズ)


武田薬品工業プレスリリース
「ブロプレスによる慢性心不全患者における心房細動の発症抑制について」


日経メディカルオンライン「バルサルタンが高血圧患者の心房細動の一次予防に有用」

日経メディカルオンライン「バルサルタンによるAF抑制には電気的リモデリング抑制も関与」

心房細動予防効果は、ACE・ARB共に同等とする報告もあるが、上記4番目の報告を見るとARB

の方がよいかもしれないと思えてくる。
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誤嚥性肺炎予防薬には、ACE阻害薬、アマンタジン、シロスタゾールなどがある。

この中でもACE阻害薬は比較的使用されることが多い。

ところでACE阻害薬の中では、どれが最も誤嚥性肺炎予防に適しているのか?

具体的な薬剤名としてはよくタナトリルを聞くのだが、選ばれるのには理由があった。

タナトリルの会社のMRさんにもらった資料をまとめると以下。


健常人のサブスタンスP濃度は70pg/mL程度。誤嚥患者のサブスタンスP濃度は

それよりもかなり低く20pg/mLとか30pg/mLとか。

ここで、タナトリル(5~10mg)を含むACE阻害薬3種をサブスタンスP濃度低下患者に

投与したところ、濃度が70pg/mL近辺まで上昇したのがタナトリルで、

他剤は100pg/mL程度またはそれ以上の濃度となった。

また100pg/mLを超えると空咳が生じやすくなる傾向にあったとのことである。


その他、タナトリルは他薬剤に比べ改善報告が多くされており、信用性も高いのが

使用される理由の一つと思われる。



ところで、この文章書きながら今になって気づいたことが一つ。

最初に述べた、各種ACE阻害薬のサブスタンスP濃度上昇効果について。

今回紹介された資料にはACE阻害薬の具体的な名称は載っていなかった上、

使用された用量も不明だったため、詳細は分からないが、

他薬剤でも健常人と同レベルの70pg/mLにまで下がるように用量を減量して投与すれば、

タナトリルと同様の効果が得られるのではないか?

またサブスタンスP濃度と同時に降圧効果も比較検討すれば、

降圧効果はさほどないがサブスタンスP濃度は健常人域まで上げるという薬剤とその用量が

みつかるかもしれない。


それから、以前から思っていることなのだが、純粋に誤嚥性肺炎予防の適応を持つ薬剤ってのは、

開発されないのかね?


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ワルファリンとバルプロ酸服用中、バルプロ酸の増量によりワルファリンの作用が増強した

と考えられる症例を経験した。

詳細はここに記せないが概要は、

バルプロ酸増量後1ヶ月程度で貧血進行したため当院紹介入院。

入院当初はバルプロ酸の副作用としての貧血と疑われたが、精査の結果

INR>5かつCT上出血していたためワルファリンの作用過剰によるものと診断された。

ワルファリン・バルプロ酸両剤ともに蛋白結合が強い薬剤であるため、

バルプロ酸増量により遊離型のワルファリン血中濃度が上昇すると考えられる。

両剤併用中にバルプロ酸の増量を行う場合はINRの推移を注意深く観察しなければならないと

思われる。
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仕事休み。

「アステラスネットプレス」というメール配信をご存知の方も多いと思うが、

僕はこの配信サービスを受けている。

いつもはメールが来てもまともに読まないんだけど、今日たまたま目に止まったのが

「イリボー」。

気になったのが、なんと言ってもその名前。見事にメーカーの戦略に嵌ったかもしれない。

「イリボー」って薬の名前らしくないのがいい。

薬というより何かのイメージキャラクターの名前っぽい。

その戦略にしっかり嵌って宣伝サイトを見てみた。

イリボーは、下痢型の過敏性腸症候群の薬。

成分はラモセトロン。ナゼア錠と同一成分で含有量が違うらしい。

イリボーは2.5μgと5μg。 ナゼア錠はその20~40倍の100μg。

もう少し詳しい情報はMRさんがきたら教えてもらおう。
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夜は内科系の勉強会に出席してきた。

もともと会があることを当日まで知らなかったのだけど、後輩が教えてくれて。


テーマは心疾患の予防と治療で、メーカー主催なのでARBの宣伝。

演者は「BPLTTC、ONTARGETの二つがでたから、ACE阻害薬とARBの虚血に対する決着は

まだついていない」という言い方をしていたが、

当院の循環器医師は、ACSなどの虚血に対しては専らACE阻害薬。

処方されるのはだいたいタナトリルかレニベース。

ONTARGETで使用された薬剤の用量は、国内承認用量を大幅に上回っているので、

その結果をそのまま日本で当てはめることはできないし、ラミプリルも国内で販売されていない。

BPLTTCは、メタ解析だけど試験採択基準や評価項目をあらかじめ明らかにして

前向きに計画していることで、正確性が高いといわれている。

そういった意味で、僕は個人的には虚血に対してはやはりACE阻害薬なのだろうと

思っているがどうか。

当院の循環器医師にもどういった根拠でACE阻害薬なのか聞いてみようと思う。
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そういえば、昨日10月1日で、今の職場に勤めて丸3年。忘れていた。

3年間とても早かった。



実は今まで一つの職場で3年間働いたことがなかった。

長続きしなかった理由は、自分なりに主張する理由があるのだけど、周りの人からすれば、

「あいつは長続きしない」とか「やる気がない」と見られていたのではないかと思う。

実際に転職時の面接では、転職してきたことについて必ず質問された。

長続きしなかったことは事実なので自分の中で全く否定しないけど、

それでも長く続かなかったことを否定的に捉えたことはなかった。

心のどこかで、別に周りから「続かない奴」とかそのように見られてもかまわないし、

そのように見られるのもしょうがないと割り切っていたのだと思う。

また、職場を変わらなければ経験できなかったこともあったし、大中小の病院それぞれの特徴も

見ることができたから、今までの経験はとても意味のあるものだったと思っている。

今でも実は、病院をみて回れるものならみてみたいと思っているし。



ようやく今まで勤めてきた中でもっとも長い経歴になった。(といってもたった3年だが・・)

それだけ今の職場が働きやすい職場で、やりがいがあって福利厚生もそこそこ良い

ということだと思っている。

今の職場を変わることはたぶんもうないだろう。そのつもりで3年前にここに入ったから。

今もその気持ちに変わりはない。


まぁいつまでそう言っていられるかは分からないけど・・・ってまた、変なクセが出てきた・・。
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先月僕が行った薬剤管理指導件数は110件くらい。退院時指導は20件くらいだったか。

これでもなかなか限界の数字じゃないか。過去最高の数字は130弱だったと思う。

もう少し増えたとしてもウチの現状では130件が限度か。

実働20日程度で計算すると、毎日平均5.5件算定していることになる。

だいたい1日の半分が病棟の時間なので、

5.5件/3.5時間ということか。もちろん残業もしているので、もう少し分母は大きくなる。

3.5時間のうち、その業務以外にも行っている雑用なんかもある。

それを大雑把に考えると、やはり5.5件/3.5時間くらいか。

⇒1件算定行うのに38分間。

そんなもんかなぁ。この数字が時間かかりすぎなのか、かかっていないのか比較したことが

ないのでよく分からない。


薬剤管理表作成したりカルテ読んだりするのにも時間かかるし、

持参薬確認や初回面談、退院時指導なんかも結構時間かかる。

電子カルテ導入前や服薬指導ソフト導入前に比べれば、把握できる情報量が

確実に増えたので、質の高い薬剤管理ができるようになった反面、

情報収集のためにさらに時間がかかるようになってしまった面もある。

そんなのを平均したら1件38分ってことか。

まぁそんなもんかもしれない。

これが1件20分で行えたと仮定すると月200件超えって計算になるね。でもこれは無理だろう。



薬剤師の病棟業務に対する報酬はやっぱりまだまだ低すぎると思う。

380点/325点⇒350点/件で平均して計算すると、

200件行ってやっと70万円。

薬剤師正職員として一人雇うのに経営側が負担する金額は月70万では済まない。

つまり薬剤師一人が1日中病棟でがんばって200件算定しても経営的には損失ということ。

だから経営側は薬剤師を増やしたくない。


もちろん、薬剤師の活動は薬剤管理指導業務だけではなくて、

病棟における薬のリスクマネジメントなどにも大きく貢献しており、

医師看護師等との業務の分担を適切に行うことで、彼らも本業に専念できる。

結果として質の高い医療が提供できるようになるわけなんだが、

経営側はそんなこと全く考えていないんだろうな。

それとも理解してもらうためのアピールが足りないのか?
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ひさびさに勉強会に出席。

今回のテーマはTDMについて。

特に生体内リズムを考慮した投与方法というのが主題。

非常に難しいテーマで、臨床に応用するのはなかなか困難なところもあると思ったが、

これらが実用化されてくると、投与の時間をいつにすれば効果が高いのかとか、

副作用が出にくくなるとかを考慮して治療できるようになる。

将来的にはPK/PDに加え、生体リズムという要素も考慮して

治療設計しなければならなくなるのだろう。

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