高濃度カリウム輸液による血管痛

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僕が直接電話受けたわけではないけど、

医師から「カリウム補給の点滴で血管痛を起こしますか?」との問いあわせ。

処方内容を聞いてみると、ソルデム3A200mlに、カリウム20meqとのこと。



添付文書上は、40meq/Lの濃度以下に薄めることと記載されている。

この理由としては、

これ以上の高濃度になると、血管痛を発生しやすくなり、また、

高濃度下で点滴速度を速めた場合、少しの変化でも心臓への負荷がかかりやすくなる。



今回の血管痛も、高濃度カリウムによるものであると考えられる。

結局、点滴は中止となり、カリウム剤内服のみでの治療となった。



ところで、高濃度には気をつけなければならないと分かってはいても、

実際に高濃度カリウム輸液の処方を受けたときは、点滴速度を確認し、

速度が20meq/hを超えなければ調剤している。

なので、例えば500mの輸液にカリウム40meq入れる処方でも調剤することがある。

(最近は高濃度処方を見かけなくなった)


高濃度だとしても投与速度をゆっくりすればたぶん、血管痛には注意が必要ではあるが、

ほとんどの場合心毒性(不整脈)は生じないのであろう。

聞くところによると、ある施設ではカリウム原液を持続精密点滴行っているところが

過去には(今も?)あったとか・・・。ウチではさすがにそこまではできないな。
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