ダラシンS注射の溶解液の必要量

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水分を制限したい場合には、補液の量をできるだけ少なくして薬剤を溶解する。

「ダラシンS600mg+生食50ml 中心静脈より点滴静注」

こんな処方がきた。問い合わせなくこのまま調剤するか?


添付文書の用法用量には、

「点滴静注に際しては、本剤300~600mgあたり100~250mlの日局5%ブドウ糖注射液、
日局生理食塩液又はアミノ酸製剤等の補液に溶解し、30分~1時間かけて投与する」

と記載されている。

100ml以上の補液に溶かさないといけないらしい。その理由は?


添付文書の重要な基本的注意には、

急速静注は行わないこと「心停止を来たすおそれがある」

と記載されている。

ダラシンには心毒性があるようだ。

上記処方のように高濃度になった場合、問題あるかどうかメーカーに確認した。

回答は以下のとおりであった。

やむなく高濃度にて投与する場合は、米国の添付文書に記載されている投与方法を
参考に投与してくださいとのこと。

濃度は18mg/mlを超えないこと
速度は30mg/分を超えないこと


よって今回の投与方法は、

濃度 600mg/50ml⇒12mg/ml であり問題なし
速度 600mg⇒20分以上かけて投与すればよい

50mlを20分で投与となるとかなり遅い点滴速度となるが、できないことはない。

問い合わせは必要であり、上記注意事項を情報提供しなければならないと思われる。
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