輸液の配合変化

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これまた、僕の弱い分野である。

いや、多くの薬剤師は、輸液の配合変化に弱いのではないかと思う。

というのも、メーカーが配布している配合変化の資料は、不十分な情報であることが多く、

全ての薬剤で検証しているわけでもないし、配合変化の専門書を見ても、載っていないこともある。



載っていても、ある条件において載っているということであって、

例えば、A薬品を溶解する溶解液が300mlのときにB薬品との配合変化を検証して「問題なし」と記載あっても、A薬品の溶解液が30mlだったとしたら、「問題ない」とはいえない。

結局、薬剤師は、限られた情報の中で、「大丈夫なんじゃないか?」「ダメなんじゃないか?」という推測で結論を出しているように思う。

この不十分な情報というのが、薬剤師が配合変化に弱い原因の一つなのではないか。

     

今日看護師さんから受けた問い合わせは、

トリプルルーメンのCVラインで、
メイン①:ビーフリード+ヘパリン+ガスター+メロペン(側管)+パシル(側管)
メイン②エフオーワイ1500mg/5%TZ250ml(持続精密)+ソルメドロール500mg/5%TZ100ml
メイン③エラスポール300mg/生食48ml(持続精密)+カタボンHi(持続精密)
で医師の指示があるが、このルートで投与して問題ないか?というもの。

調べてみたら、エフオーワイ+ソルメドロールは「直後混濁」でダメのようだ。
「エラスポール+カタボンHi」は、「エラスポール溶解なし+カタボンHi」だと、「直後混濁」でダメらしいが、
「エラスポール300mg/300mlで溶解したものとカタボンHi」は問題ないらしい。
ということで、今回のように高濃度のエラスポールだと混濁の可能性あるため、配合不可と回答。カタボンHiはメイン①の側管より投与することを提案。

また、末梢から1本ルートが取れそうとのことなので、
パシルを単独で投与すること。
フラッシュ後ソルメドロールを投与すること。
こうすれば、なんとか配合変化の問題なく投与できそうだと思われた。

薬剤部で注射を払い出すとき、現状では、どの薬剤がどのルートで投与されているかは分からないし、まぁ今回はたまたま看護師さんが、質問してくれたからよかったわけで、質問されず、そのまま投与していたなら混濁起こしていたのは間違いなかろう。

配合変化は難しい。この分野も僕の課題やなぁ。
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この記事へのコメント
今配合変化の実習を行っています。
今回のブログにはたまたま調べていて見つけました。
紹介されてる本は、配合変化の詳細は書かれていますか??
例えば反応式とか、反応の名前とか(メイラード反応とかです)。
いきなり訪れていきなり質問してすいません。。。
2009/11/06(金) 09:22 | URL | Qoo #-[ 編集]
>紹介されてる本は、配合変化の詳細は書かれていますか??
>例えば反応式とか、反応の名前とか(メイラード反応とかです)。
反応式や反応名は記載されていますが、どこまでを「詳細」と判断してよいのか悩みます。
学問的な詳細というよりも実務的な情報の方が多い印象です。
一度、書店で実物をご覧いただいた方がよろしいと思います。
2009/11/14(土) 12:48 | URL | cenosky #mSbSW7Ec[ 編集]
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