ワルファリンとバルプロ酸の相互作用

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ワルファリンとバルプロ酸服用中、バルプロ酸の増量によりワルファリンの作用が増強した

と考えられる症例を経験した。

詳細はここに記せないが概要は、

バルプロ酸増量後1ヶ月程度で貧血進行したため当院紹介入院。

入院当初はバルプロ酸の副作用としての貧血と疑われたが、精査の結果

INR>5かつCT上出血していたためワルファリンの作用過剰によるものと診断された。

ワルファリン・バルプロ酸両剤ともに蛋白結合が強い薬剤であるため、

バルプロ酸増量により遊離型のワルファリン血中濃度が上昇すると考えられる。

両剤併用中にバルプロ酸の増量を行う場合はINRの推移を注意深く観察しなければならないと

思われる。
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この記事へのコメント
通りすがり失礼します。
病院薬剤師です。

蛋白置換はin vitroの結果のみで
実際は起こらないと認識しています。
いかがでしょうか?
2008/10/11(土) 00:41 | URL | dora #-[ 編集]
コメントありがとうございます。
ご存知のとおり、実際にデパケンの添付文書には併用注意として
「遊離型ワルファリンの血中濃度を上昇させる」との記載があります。
また、今回の件についてはメーカー学術に問い合わせを行いましたが、
ワルファリンの血中濃度が上昇する理由としては
本文に記載したような機序が考えられるとの回答を受けました。

蛋白置換が起こらないとすると、それ以外の機序で遊離型のワルファリンが
上昇するいうことでしょうか?
>蛋白置換はin vitroの結果のみで
>実際は起こらないと認識しています。
それとも、添付文書の記載自体がvitroの話を載せただけということでしょうか?
バルプロ酸とワルファリンの相互作用の知見に関して私は詳しくないのですが、
先生のおっしゃることが常識的なことでしたらなかなか恥ずかしいものがあります。

確かにワルファリンの血中濃度を定期的に測定している方の中でも、
ワルファリンを減量しても原因が分からないままINRが上昇し、
当初3mg→1mgになった例など散見しますので、
今回の例がバルプロ酸とワルファリンの相互作用によるものであったか
確定的に話すことはできないことは理解しています。

バルプロ酸とワルファリンの相互作用についてはもう少し調べてみたいと思います。
ご指摘ありがとうございます。
2008/10/11(土) 08:32 | URL | cenosky #mSbSW7Ec[ 編集]
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