クモ膜下出血後脳血管攣縮予防薬

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以前、このサイトでクモ膜下出血後の脳血管攣縮予防薬として、

フルバスタチン(ローコール)を挙げたことがある。

当院では、今でもその目的でクモ膜下出血後に一時的にローコールが

処方されているわけであるが、本日またもや見慣れない処方を見た。

脳外科処方
ローコール30mg/日
プレタール100mg/日
塩化ナトリウム 6g

ローコールや塩化ナトリウムが出ているということは、これはクモ膜下出血に違いない。

だけど、プレタールを一緒に処方するのは?出血の懸念はないのか?といった疑問が浮かぶ。

さっそくカルテを開いてみた。[詳細な記載はできません]

プレタールは急性期から使用しているようだ。ますます、処方に対して疑問が生じてくる。

夕方、病棟で処方医に出会った際に質問してみた。

どうやら、シロスタゾールの投与目的は、ローコールと同じく脳血管攣縮予防なのだそう。

最近の知見で、くも膜下出血後の脳血管攣縮に対するシロスタゾールの抑制効果が

言われてきているのだそうだ。

ネット上で「スパズム」「SAH」「シロスタゾール」のワードで調べてみるといくつかヒットする。
(参考サイトはこちら)

ただ、シロスタゾール投与時の注意としては当然のことながら出血であろう。

実際、医師に聞いてみたが、術後早期に使用することでカテ刺入部位からの出血や

血腫を作ることがあるとのこと。

それでも、皮下出血と脳血管攣縮を天秤にかけた場合、

脳血管攣縮を予防するほうに重きを置くとのこと。

投与期間は一時的なもので脳血管攣縮がおきやすいとされる2週間程度を目処に中止するようだ。

早速メーカーに問い合わせてみようと思う。
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