針は院内?院外?

ここでは、「針は院内?院外?」 に関する記事を紹介しています。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
当院ではインスリンの針は院内で交付している。

これにより診療報酬上、1型DMは200点、2型は130点の収入となる。

また、血糖測定器の測定用センサーも院内で交付している。

ところが、最近薬局内の業務負担軽減を考えて針もセンサーも院外処方にしたらどうか?

という案が出てきた。

もともと両方とも院内で交付することになったのは、診療報酬上収入となるからというものであった。

しかし、どのくらい収入となっているのか分からなかったため、今回大雑把に調べてみた。

過去3ヶ月において、針の方の支出入はマイナス20万弱の赤字。

一方センサーの方の支出入は、80万強のプラス収入。

月平均20万くらいはプラス収入となっているようだ。

よって、数字上はこのまま院内において交付していたほうがよいということになる。


では、赤字の針の方だけ院外処方にすることはできないものか?

もともと1日4回注射する人も1日1回注射する人も、院内処方においては

定額130点(or200点)というのはある意味不平等な話である。

院外処方であれば、患者負担としては針の処方本数分だけ費用を負担することになり、

院内処方のときに比べて、得をする人も損をする人も出てくるわけだ。

しかし、自分の使用する分だけ負担するのが平等というものであろう。


針一本15円で計算すると、院内処方→院外処方に変更することで、

費用負担が増える人と減る人の分岐点はどうなるかというと、

2型DMの場合は1300/15=86.7であり、86.7本(/月)以上処方されると負担増となる。

1型DMの場合は2000/15=133.3であり、133.3本(/月)以上処方されると負担増となる。

まぁ大雑把に考えて、

2型DM:1日3回以上注射する人→月90本以上必要→負担増
2型DM:1日2回以下注射する人→負担減
1型DM:1日4回注射する人でも月120本→ほとんどの人は負担減

ってことになる。(診療報酬を細かく見てないので間違っているかもしれないが・・)

この数字を糖尿病医師に情報提供して、院外処方に持っていけたらといいと思う。

特に針は赤字になっているということを強調して。


ちなみに、針や血糖測定センサーを院外処方にしている施設ってどのくらいあるのかな?

たぶん針を院内で処方している施設はどこも、赤字なんだろうと思うけど。

そういえば以前勤めていた病院は両方とも院外だったなぁ。
関連記事
この記事へのコメント
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
 | Copyright © 病院薬剤師の仕事 All rights reserved. | 
Template by 無料ブログ テンプレート カスタマイズ無料ブログ比較・評価

当サイトは、当サイト上の記載内容に関し、いかなる保証をするものでもありません。万一当サイト上の記載内容に誤りおよび記載内容に基づいて被った被害については、当サイトは一切責任を負いかねます。
当サイトの全ての無断転載・複製を禁止します。
当サイトはリンクフリーです。相互リンク(医療系サイトに限定)をご希望の際はコメントください。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。