インスリンの薬液が変色している

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外来投薬窓口に患者さんが「インスリンの薬液が色づいている。」と現物をもってこられた。

見てみると、薬液が確かに薄く赤橙に変色している。

患者さんには、「これはおそらく血液が逆流してしまったと思われます」と話すも、

「おそらく」では証明されたことにはならないため、

患者さんから代替分の費用を申し受けることは難しいと考えた。

結局、無償で新品の代替品1本と交換することで対処した。



「おそらく」の推論を証明するためメーカーへ現物を渡して調査してもらった。

結果は、


『血液混入』


やはり・・・



メーカーの回答書には、血液が混入する原因として次のような要因があると3点記されていた。

①注入中もしくは注射後に注入ボタンを押している指の力を途中で緩めると、まれにカートリッジ内に血液が混入することがある。
②注射針を取り付けるときのねじ締めが不十分だと、注射後に皮膚から注射針を抜く際、ゴム栓の弾性による形状変化の影響を受けてカートリッジ内がわずかに陰圧になり、血液の逆流が起きることがある。
③注射時に注射針が直接血管に入ると血液混入の確率が高くなる。


①と③の要因は私も知っていて、こうやって変色品を持ってこられた方へ説明しているのだけど、

②は知らなかったなぁ・・・。しかも、文章を読んでもいまひとつ現象が理解しにくい。

ねじ締めを正しくするのとしないのとで、薬液側に入った針先の入り具合が違うことは分かるけど

その差が、どの程度圧に影響するものなのか??


「着色している」といって持ってこられることは時折あるのだけど、

これまでの原因は全て血液混入だった。

だけど、患者さんから代替品の代金を受け取ったことはない。

血液の逆流であることが判明した時点で、その費用負担責任は原則使用者本人にあると

考えられるのだけど、まぁそうは言っても、なんとなく受け取りにくいかなぁ。

本件のような事例に対して、他の施設ではどのように対応されているのだろうか?
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この記事へのコメント
こんばんは。私もこれが気になっておりました。患者さんからこういう相談を良く受けます。私の場合、血液混入の場合は交換してあげていません。不親切かも知れませんが。幸い苦情を言われたことはありません。
2009/08/16(日) 22:11 | URL | jds2009 #qbIq4rIg[ 編集]
先生の場合ですと、「新しく処方しておきます」といえば比較的すんなりいきそうですが、薬剤部窓口にこられた場合などでは、「受診手続きをとって、先生に新しいものを出してもらってください」といわないといけないので、ちょっと煩雑になったりします。
まぁそうは言っても、本人負担していただくのが、もっとも正しい対処ですよね。
2009/08/17(月) 22:17 | URL | cenosky #mSbSW7Ec[ 編集]
日本版PHRはこれが現存するモデルでは一番ですね。

http://atkarada.jp/content/sitemap

既に、経済産業省や日経産業新聞・日刊工業新聞・MOREなどに取り上げられ注目度No.1
2009/12/17(木) 00:05 | URL | 健康 #sSHoJftA[ 編集]
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