プロスタンディン注による血管痛

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注射用プロスタンディン20 3V
メイロン20ml
生食250ml
3時間かけて点滴静注

この処方で、血管痛を生じた場合どうすればよいのだろうか?


添付文書上の用法用量は次のように記載されている。

「通常成人1回量本品2~3バイアル(アルプロスタジル40~60μg)を輸液500mLに溶解し、2時間かけて点滴静注する(5~10ng/kg/分)。なお、投与速度は体重1kg2時間あたり1.2μgをこえないこと。」

なので、上記の処方であれば、まず濃度を薄めてみるとよいのではないか?という考えに行き着く。

他にも何か改善策はあるかもと思いメーカーに電話してみたところ以下の回答を得た。


プロスタンディン注の血管痛を予防・改善するための対策としては、
①なるべく太い血管を選んで投与する
②投与速度を遅くする
③投与濃度を薄める
④pHを上げる
⑤抗炎症剤(ノイロトロピン注、強力ネオミノファーゲンシー注)を混ぜる

があるが、上記処方に関して言うと、②④はすでに実行されている。
また③は、本剤3Vに対し250mlで溶解されており添付文書の記載内容よりも濃い濃度であるが、
特に血管痛が起きやすくなる濃度でもない。⑤は論文報告が一部なされているのみであり、参考程度の情報。よって「①なるべく太い血管へルートを取り直して投与する」のがよいのではないか。

とのことであった。

また、末梢静脈ルートの推奨部位を図に記した参考資料も頂戴した。



通常の用法用量を遵守して投与しても血管痛が起きやすい薬剤のようであり、

投与開始段階から①に注意して投与する必要があると思われる。
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