「ハイリスク薬の薬剤管理指導に関する業務ガイドライン(Ver.1)」が発行

ここでは、「「ハイリスク薬の薬剤管理指導に関する業務ガイドライン(Ver.1)」が発行」 に関する記事を紹介しています。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
日本病院薬剤師会から、2009.10.16付で、

「ハイリスク薬の薬剤管理指導に関する業務ガイドライン(Ver.1)」が発行されていることを知った。

読んでみたところ、つい先日までは私は循環器科、脳科、糖尿病科を担当していたので、

それらに関連するハイリスク薬管理については「実践できている」と再確認できたのだが、

他の部分のハイリスク薬については、(例えば精神神経用剤・テオフィリン・抗てんかん薬)

不十分な管理であったと感じた。

そういった意味では、このガイドラインは今自分が行っている管理の再確認用に使えるだろう。

平成20年の診療報酬改定から1年半経った今になって、

このガイドラインがなぜ出てきたのかよく分からないのだけど、もう少し早くでてくれたらなぁ・・・。

ver.1ってなっているから今後も改定されていくのだろう。



ところで、ハイリスク薬の算定については未だにいくつか疑問が残っている。

例えば、
①記録の度に(もしくは算定する日に)、必ずハイリスク薬の管理内容を記載しなければならないのか?
②ハイリスク薬が複数あったらそれらすべてについて毎回記載しなければならないのか?
③薬効上でハイリスクとして考えるのか、適応使用上のハイリスクとして考えるのか不明瞭。
具体例:
・カルバマゼピンを三叉神経痛で使用した場合はハイリスク管理でよいのか?
・メキシレチンを糖尿病性神経障害で使用した場合は?
・αGIをダンピングで使用したら?
・β遮断薬は「降圧薬+抗不整脈薬」だけど頻脈治療で使用した場合だけハイリスク薬か?
 (抗不整脈薬がハイリスク薬といわれても、Ⅰ~Ⅳ群まであるのだが・・・。
  すると不整脈の適応を持つCa拮抗薬も同じ疑問が・・・)

β遮断薬を頻脈治療目的に使用したときにだけ、

ハイリスク薬として位置づけるとなんだか矛盾が生じると思う。

降圧目的で使用したβ遮断薬だとしても脈拍を落とすため、徐脈になる可能性がある。

これは不整脈である。だからこれもハイリスク薬として取り扱っていいのではないか?

すると、不整脈の適応を適応をもつβ遮断薬は、どのような使い方をしていても、

(例えば降圧薬としてでも振戦治療にしても)全てハイリスク薬になるけど?

それとも全く逆に、β遮断薬は抗不整脈作用をもちつつもハイリスク薬じゃないっていう結論?

もしそうなら、ベプリジルみたいなQT延長を起こすCa拮抗薬もハイリスク薬じゃないって結論になるね。

それはどう考えてもおかしい。

ん~よくわからない・・・。

当時診療報酬改定後まもなくしてこれらの疑問が生じたので、事務さんにお願いして

国保連合会にカルバマゼピンの件など問い合わせてもらったことがあるのだけど、

一切回答が返ってこなかったし、今も返ってきていない。なんという横着な態度。

この件に関して、他の施設ではどのように管理しているのだろう?
関連記事
この記事へのコメント
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 

当サイトは、当サイト上の記載内容に関し、いかなる保証をするものでもありません。万一当サイト上の記載内容に誤りおよび記載内容に基づいて被った被害については、当サイトは一切責任を負いかねます。
当サイトの全ての無断転載・複製を禁止します。
当サイトはリンクフリーです。相互リンク(医療系サイトに限定)をご希望の際はコメントください。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。