薬剤師履歴⑤ 職場3号→またもや転職(つづき)

ここでは、「薬剤師履歴⑤ 職場3号→またもや転職(つづき)」 に関する記事を紹介しています。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
職場3号→またもや転職(つづき)

「給料が上がらないこと」
給料については職場2号に比べてかなり下がったものの、

実際の薬剤師業務内容からすれば妥当なものだったように思います。

ところが、毎年働けど働けど全く昇給がなし・・・。

昇給しないことが気になって、ここに長年努めている人に聞いてみたところ、

「もう5年以上給料が全く変わっていない」と言われ、これがまた転職の時期を早めるきっかけになっていきます。



「おかしいなぁ、当時転職するときの求人案内に書いてあった昇給の項には
 『毎年5000円程度』と書いてあった。これは騙し行為なのでは??」


と疑念を抱き、所轄の労働基準監督署に「違法行為では?」と問い合わせたこともあります。

回答は「経済事情により給与は変動するものであるから求人情報の記載は違法にあたらない」とのこと。

ん~言われて見ればおっしゃるとおり。

でも5000円と書いて毎年全くの無昇給というのは、ほとんどダマシですよね。違法でないとしても悪質。

求人情報を見るときにこの「定期昇給額」をまともに信じてはいけないのだと学びます。

まだ若かったですよねぇ。

これから就職・転職を考えている方は、

面接や問合せのときに「直近数年の定期昇給が実際にどのくらいあったのか」

を確認しておいた方がよいと思います。

まぁ聞いても、本当のことを答えてくれるかどうかは分かりませんし、

悪く考えれば、いくらでもうまいこと言われる可能性がありますけど。


働き始めた以上、時すでに遅し。詐欺にあった気分になってさらに不信感を強めていきます。

「何十年働いても給料が同じだったら・・」と将来を案じるようになり、

ここから早く脱出せねばと思うようになります。



「薬局の業務がずさんなこと」
職場2号は、労働条件が劣悪ではありましたが、業務マニュアルや薬局内規約はとてもしっかりしたものでした。

それもそのはず、職場2号は若い薬剤師が多く占めていた薬局でしたので、

キャリアが浅くても最低限の業務が確実に遂行できるためには、

マニュアル、規約の確立と遵守は必須なものでした。職場2号はそういった面では良い薬局でした。

そんな職場で働いた後、職場3号で働き始めてすぐに違和感を感じます。

・不羈奔放:マニュアルが確立・遵守されておらず、個人個人の考えで業務が多様に行われている
・朝令暮改:一度決めたことがまたすぐに変わる


小さな職場ほど、個人が尊重され、個人の主張・意見が通りやすくなるのは想像に難くなく、

それが小さな職場の良い面であったりもしますが、一通りのマニュアルや規約がないと何事も統一されません。

朝令暮改の問題は、むしろ薬局管理者の問題だったかもしれません。

どちらの問題もリーダーが率先して取り組むべき事項であると思いますが、

ここではそれが十分に取り組まれていませんでした。


・薬が薬学的に管理、調剤されていない
・業務効率が悪い


長年同じ職場で努めていると、そこでやっていることが当たり前のようになってしまい、

おかしさに気づかなくなるものです。

ここでは、徐放錠の粉砕が行われていたり、禁忌・相互作用が見過ごされていたりなど、

薬学的管理が不十分といわざるを得ない状態でした。

しかし、長年それで行って来たものは「いまさら」というのもあってなかなか修正がきかず、

徐放製剤の一部の粉砕については、結局ずっとそのままというのもありました。

業務の効率が悪いというのも、一旦それで軌道に乗せてしまえば効率が悪いことに意識がいかなくなります。

そういうときには一度外部の目を入れるということが大事だと思いますので、

新規入職者が初めに覚える感覚や訴え・提案は重視しなければならないと考えています。

私は自分よりもキャリアの浅い転職者が入ってくると

「この職場で問題があると思うところは遠慮なく言ってほしい」 と伝え、

問題が生じた場合は、「前の職場ではこの問題についてはどのようにしていたか?」

と聞くように心がけています。

私はこの職場で効率が悪いと感じたところは可能な限り改善策を提案していました。

古株からは疎まれていたかもしれませんが、見逃してもよい問題と見逃してはならない問題で、

正直なところ後者の問題がとても多いと感じていたので言わざるを得ませんでした。


こうやって、前職で学んだことが次の職場で活かせることが実感できると、

転職行為が悪いものでもなんでもなくメリットであり、

転職続きの薬剤師キャリアにも自信がもてるようになっていきました。
関連記事
この記事へのコメント
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
 | Copyright © 病院薬剤師の仕事 All rights reserved. | 
Template by 無料ブログ テンプレート カスタマイズ無料ブログ比較・評価

当サイトは、当サイト上の記載内容に関し、いかなる保証をするものでもありません。万一当サイト上の記載内容に誤りおよび記載内容に基づいて被った被害については、当サイトは一切責任を負いかねます。
当サイトの全ての無断転載・複製を禁止します。
当サイトはリンクフリーです。相互リンク(医療系サイトに限定)をご希望の際はコメントください。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。