スピリーバの吸入手技を追跡して確認する

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先日こんな経験をした。

スピリーバを継続して使用している方が入院された。

たまたま朝の吸入時間に居合わせたので、

吸入手技を確認したところ、(カプセルに穴を開けるための)穿刺ボタンを押さずに吸入している。

こりゃ今まで全然吸えてなかったかも~と心配になり、

これまでの吸入状況について聴取すると、こんな回答。


1.「調剤薬局では、ボタンを押すといった説明をなんら受けなかった」
2.「説明書は毎回つけられていなかった」
3.「半年前に開始になって以来ずっとこの方法で吸入していた」
4.「吸った後カプセルを開けてみるといつも白い粉が残っていたので、本当に吸えているのかと疑問に思った」
5.「白い粉が残っていることを薬局に尋ねたが、大丈夫と言われた」



ん~調剤薬局が吸入指導を行わないということはあるのだろうか?

本人が忘れてしまっただけでは?と思い、調剤薬局へ電話確認。するとこんな回答。

1.初回処方時には、吸入指導を行っているはずだ
2.操作説明書は、毎回は添付していない
3.処方2回目以降には吸入手技の状況確認を行っていない

とのこと。



本人と調剤薬局から聞いた話をまとめると今回の事例については、

1.初回処方時に操作の説明は受けたものの本人が忘れてしまった、あるいはその時点で十分に理解しなかった。
2.説明書が添付されていなかったので、処方2回目以降も操作手技についての本人自身による確認ができなった。
3.薬剤師が手技の状況確認を追跡して行わなかったので、一度間違えたら間違えっぱなしの状態だった。

ということなのだろう。



では、今回のような出来事を防ぐためにはどうすればよいか?

その答えは簡単であり、

「薬剤師が操作手技の確認を追跡して行うこと」

なんだと思う。

もちろん「説明書を添付すること」も重要であり効果があって、

操作の間違いに患者本人が気づくかもしれないけど、これは確実ではない。



半年間も無駄に吸い続けていたことに対して本人は落胆されていたけれど、

これは操作手技の確認を十分に行わなかった薬剤師の責任が大きいと思う。

吸入手技の確認は、初回だけにとどまらず追跡して確認していかなければならないと感じさせる事例。



調剤薬局での吸入指導について全般的にはどんな現状なんだろう?

調剤薬局の薬剤師さん対象のアンケートを作ってみましたのでよろしければご協力ください。

スピリーバ吸入の吸入手技指導について(調剤薬局薬剤師限定)
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