メトグルコ錠250mg 適正使用のお願い

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PMDAから、メトグルコ錠250mg 適正使用のお願いがでている。

メトホルミン製剤自体、メルビンの時代から乳酸アシドーシスの副作用は

言われていたのだけど、生じる副作用という認識ではそれほどなかった。

患者さんへの情報提供のときも、過度の不安を抱かせないよう、

ごくまれな副作用であることを前置きして説明をしてきた。


2250mg/日までの高用量適応が承認されたと聞いた当時、

乳酸アシドーシスの副作用の頻度がたぶん増えるだろうから注意が必要と思っていた。

今回の適正使用が出されたのは、「案の定」といった感じ。


使う医師も、たぶん、

「2250mgまでOKだから多少の増量はOKだろう」とか、
「これまで乳酸アシドーシスの経験がほとんどないから大丈夫だろう」

といった認識で使用している人もいるのではないかと思う。


この乳酸アシドーシスの副作用は用量依存的であると考えられるし、

腎機能低下状態、脱水状態や高用量投与(これは適正使用には書いてないけど)においては、

乳酸アシドーシスのリスクは当然のことながら高くなると考えられる。


腎機能が軽度~中等度低下している患者さんに対して、

ずっと以前からメルビンが投与されているという例をたまに見かけることがある。

こういった場合にも、継時的な腎機能のさらなる低下、体調の一時的な変化などにより、

副作用を生じる危険もあるだろう。


今まで問題なかったから今後も大丈夫という保証はなく、

腎機能低下患者に対してメトホルミン製剤が投与されていないかどうか

今一度調査してみたほうがよいかもしれない。

              
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