イナビル吸入粉末剤を再度予防投与してもよいか?よいならいつ?

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抗インフルエンザ薬の予防投与について。

タミフルの予防投与であれば、服用している期間が予防効果持続期間と考えられます。


ですが、イナビル吸入の場合、一度予防投与をしたらどの程度効果が持続するのでしょうか?

また、効果が切れた後、再度予防投与することは可能なのでしょうか?

まず、効果持続期間については添付文書にデータがありました。

添付文書より引用

予防試験成績
国内においてA型又はB型インフルエンザウイルス感染症患者の同居家族又は共同生活者(10歳以上)を対象として、ラニナミビルオクタン酸エステル20mgを1日1回2日間吸入投与したときのインフルエンザウイルス感染症の発症抑制効果(10日間)を検討した。
主要評価項目である臨床的インフルエンザウイルス感染症の発症割合は、ラニナミビルオクタン酸エステル20mg群で3.9%(19/487)、プラセボ群で16.9%(81/478)であり、プラセボ群と比較して統計的に有意に低かった(P<0.0001)。また、プラセボ群に対する相対リスク減少率[95%信頼区間]は、77.0%(62.7~85.8)であった。
ウイルス型・亜型別の臨床的インフルエンザウイルス感染症の発症割合は、ラニナミビルオクタン酸エステル20mg群及びプラセボ群で、A型(H3N2)ではそれぞれ3.6%(16/443)及び17.3%(75/434)、B型ではそれぞれ7.0%(3/43)及び14.0%(6/43)であった7)。



つまり投与後10日間は効果は持続するといえます。

続いて、再予防投与できるかについてです。

添付文書の根拠から考えると、11日目に再度予防投与してもよいかということになりますが、

再予防投与については添付文書には何の記載もありません。


なので、メーカーへ質問。

メーカー「再予防投与する場合は、11日目以降に可能です。
再投与した場合、単回投与時よりも血中濃度が上昇することが考えられますが、
5倍量投与した場合でも安全性が確認されていますので、
再投与時も安全性に問題はないと考えられます。
また、イナビル予防投与後11日目にタミフルの予防投与に変更することも可能です。」

とのこと。

この時期、医師等からイナビル再予防投与の問い合わせがあるかもしれません。一応、参考情報ということで。


              


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