発展的関与

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仕事の帰りがけ、先輩・同僚と3人で、学会や論文の話になった。

当局でも、年間の予算の範囲内で、学会出席が認められているため、去年は僕もTDM学会に

出席させてもらった。

ただ、この時から感じていたのは、その学会で発表をするわけでもなく、単に情報収集目的として

出張扱いで参加してもいいのか?ということ。

案の定、今年からは、学会で発表しない人の参加は出張扱いとして認められなくなったらしい。

ということで、今後は出張としては学会にいけなくなる。まぁ当然。


癌関連の先輩・同僚方は、資格取得のための論文を発表し学会に出席できる。

その先輩方から、僕もポスター発表くらいから始めてみてはどうか?と提案を受けた。

以前、このブログで研究材料ネタを挙げたけど、それは個人で調べてみたいと思っただけで、

公的に発表することまではあまり考えてなかったので、実際に発表したら?と言われると、

少しためらいがある。

だけど、「やってみると以外と大したことない」「せっかくがんばっているのだから、成果をださないと

もったいない」ということも言われ、少しだけ、発表も考えてみることにした。


しかし、ネタがなぁ・・・。

以前書いた研究材料

①糖尿病患者教育の一環として、患者の糖尿病薬に対する理解度調査
②ノボリンN→レベミルに変更後の血糖変動量
③プレタール内服開始後の、頭痛・動悸・頻脈・胸痛の発現頻度と
投与量を減量するにいたった割合、減量後の症状消失頻度
④内科病棟での薬剤師の処方疑義、副作用発見事例(orプレアボイド報告)
⑤ワーファリン服用中患者に対する他剤追加後の相互作用の評価
⑥エプレレノン服用開始後のカリウム上昇頻度・程度、相互作用評価


これらを改めて発表できる内容かどうか検討すると、頻度調査や統計的なものを見ているだけで、

「薬剤師として症例に関与し何かを改善させる」というスタンスのものではない。

一歩手前で終了してしまっている状態。

例えば、①だったら、理解度調査をして、そのデータを元にして、何を改善(あるいは作成)

したら、患者の理解度が上がったか?

という、データの次にある、薬剤師の取り組みが一番大事ということ。

肝心なのは有意差や比較データを出すことではなく、その次の段階の薬剤師としての発展的関与。

僕にはそこが抜けていたようだ。

先に挙げた研究材料も、思い返すと、自分の知的好奇心から発したものであって、

結果が得られたからと言って、その結果だけでは何かに貢献するものでは全くない。

ただのデータ。そいういうことか・・・。

今日の先輩方との話は、改めて、自分の仕事の取り組み方を考え直させるものだった。

書いたことはないけど、たぶん研究とか、論文とかなんてものは、実は難しいものではなく、

日々の業務をしていて、「こうしたらいいんじゃないか?」というところに材料が埋もれているんだろう。

「発展的関与」。今後はこの言葉をいつも頭の中において仕事しよう。
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