高血圧教室「降圧薬」

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本日高血圧教室当日。

患者さんは、ここ数回の教室のなかでは一番多く、30人くらいは来たかな。

今回のテーマは「降圧薬」だったので、みなさん興味があったのだろうと思う。


医師からは、当院での降圧薬の使用状況の解析結果、降圧目標達成度など話した。

統計データなどが多く出てきて結構難しかったのでは?


薬剤師の方からは、降圧薬の話ということで僕が話した。

内容は、「降圧薬の服用意義」「薬の種類、効き方、副作用など」
「最近の話題『合剤』について」「降圧薬の正しい飲み方」のテーマ4つ。


質問は、いくつかあった。
①水を取りすぎると血圧があがるということだったが?
⇒僕が「塩分をとり過ぎると、水分も結果的にとることになり、体の中の水分量が増して
血圧が上がる」と伝えたが、「塩分が×」を「水分が×」と勘違いされたようだ。

②後発医薬品に関してどのように選んだらいいのか?薬効は同じなのか?

③積極的適応とは何か?たとえば、カルデナリンの積極適応には糖尿病、高脂血症、
前立腺肥大などと書いてあるが?

その他いくつか。


①③は医師が回答、②は医師と僕とで回答した。

②は、医師は、後発医薬品推進派というか、厚生労働省の動きを支持する発言で、

「効果は大概同じ。使って問題ない」という見解で回答した。

僕は、補足ということで、有効成分は同じ(95%以上)だけど、賦形剤などは若干違う。

ただし、薬局方で認められている成分を使用している。

よって100%全く同一というわけではない。

と回答した。


以前、2/26の記事でも書いたけど、後発医薬品の情報は不足していると思う。
だけど、今回の医師の回答を聞いて、少し考え方を変えようと思った。

後発医薬品の現在の問題を挙げると
①安全性の保障
②薬効の同一性
③有害事象への対応と責任
④医療関係者へのDI情報不足(先発メーカーの臨床試験情報はない)

などあると思うが、そうはいっても、医師の言うように「国の推進」があるため、

今後、後発品が普及していくのは確実。

実際に薬を飲む患者さん対して中立の立場で情報を提供しなければならない、

という考えに変わりはないが、

「情報が不足している」⇒「不測の事態発生の不安」というのがありつつも、

実際に服用してみなければ、わからないことも多い。

実際には服用してみてなんら問題ないことの方が多いと思われる。

であるから、今後は、

いままで説明していた後発医薬品の情報提供に加えて、
①後発品の薬効・安全性などに関しては多くは問題ないと思われるため、
希望の場合はまず後発品に変更してみる。
②もし変更後に、薬効の変化が自覚できる、あるいは客観的な変化が見られる場合は、
再度他の後発品あるいは先発品に変更する。

という情報も加えたいと思う。



今回の反省としては、

一緒に聞いていたスタッフ(看護師・先輩薬剤師)からはわかりやすく説明していたと

言ってくれたが、患者さんの中には僕の話を誤解して聞いている人も何人かおられ、

全員に正しく十分に理解してもらうのは本当に難しいことだと感じた。

どのくらいの人が正しく理解できたのか?アンケート調査したほうがいいかもなぁ。
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