続・ハイリスク薬と後期高齢者退院時薬剤情報提供料

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今回の診療報酬改定に関するQ&A集が、お役所からきてた。

それによると、ハイリスク薬には

・免疫抑制剤としてのステロイド薬
・悪性腫瘍に対して適応のあるインターフェロンやリュープロレリン

なども含むらしい。

しかし、矛盾しているんじゃないか・・・。

「免疫抑制剤としてのステロイド」?

この文言って、取り方にもよると思うけど、

膠原病などに対するプレドニゾロン投与はハイリスク薬として取り扱うけど、

突発性難聴で使うプレドニゾロン投与はハイリスクじゃないって言っているように感じる。

どちらも免疫抑制が懸念される同一の薬剤なのではないのか?

まったく意味がわからん。

結局どう取り扱っていいのか、改定した役所側もわかってないんだろうなぁ。



ちなみに、今日初めて後期高齢者退院時薬剤情報提供料(100点)を加算してみた。

やることは、お薬手帳に、

「退院直前最低1週間前からの投薬内容を記載すること」
「入院中の副作用発現の有無、副作用があればその詳細」

を記すことなど。そんなに大変な作業ではない。

ただ、ちょっと気をつけないといけないのは、すでにお薬手帳を持っている人に関しては

入院時に預かるなどして内容を確認管理し、退院時に前述のことをしなければならない。

今まで僕は、お薬手帳に関しては初回面談であまり聞くことをしなかったので、

今後は忘れずに聞かないといけない。




ところで、疑問に思ったことが一つ。

今まで行ってきた退院時指導加算(50点)は、

「退院時に薬情と退院時説明書を付けて退院後に関する服薬の指導を行う」とされている。

ということで、今回新設の「後期高齢者退院時・・・」と比べて、やるべき仕事は必ずしも

同じではない。なので、両方とも同時加算できるのではないかと。

でも、医事課の方にお願いして外部に確認してもらたところ、同時加算は不可とのことだった。

これも、なんだか腑に落ちないんだけどな。


「後期高齢者退院時・・・」の意味合いとしては、

薬の情報や副作用歴を、お薬手帳に残す行為がメインであり、

従来の「退院時指導加算」は、退院後の在宅における服薬の指導がメインなのであるから

お互い別々のものであると思うんだけど・・・。おかしい。

それじゃ、「後期高齢者退院時・・」を加算した場合は、退院後の服薬に関する注意は

しなくていいっていう話になるね。
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この記事へのコメント
はじめまして。
病院でひとり薬剤師をしているものです。

突然で申し訳ありませんが、後期高齢者退院時薬剤情報の書式はどうされているのか、是非ご教示いただけないでしょうか?

うちも取りたいと思っているのですが、イマイチ内容がつかめていません。

是非よろしくお願いいたします。
2008/04/13(日) 21:49 | URL | yakuatma #-[ 編集]
後期高齢者退院時薬剤情報提供料について
はじめまして。コメントありがとうございます。
ご質問の件ですが、私の分かる範囲でお答えさせていただきます。

まず、当局における、本提供料の書式についてです。
これは、従来より行われてきている退院時指導加算時に使用していた、
退院時のしおりなるものを、そのまま流用しております。
手帳に収まるように書式を縮小しています。

記載内容としましては、
1)退院時処方+臨時処方(退院1週間前~)の内容 
2)副作用歴、入院中の副作用の有無 
3)退院後の服薬に関して注意すべき内容 
4)調剤形式(一包化、別包など)
5)その他
です。

すでに一読されておられるかもしれませんが、日本医師会が発行した、
「改定報酬点数表参考資料」に、記載されていることを簡単にまとめますと、
以下のようになると思います。

1)入院時に、持参薬(健康食品OTCを含む)を確認し、入院中に使用した薬剤をお薬手帳に記す。
2)持参薬がある場合は、手帳や現物から内容を確認し、その名称を診療録に記載する。
3)どの薬剤をお薬手帳に記すかは、少なくとも退院前1週間前に使用したものは記載する。
副作用が発現した場合は、その詳細を記す。
4)手帳を所有している患者には退院時までに持ってきてもらうが、持参できない場合は、
提供文書を発行し、手帳に貼るように指導すればよい。

ここで、問題になってくるのは、3)の「少なくとも退院前1週間の投薬内容を記載する」
ではないかと思います。
1週間前に投薬されたすべての薬剤を記載しないといけないのか?ということになりますが、
この疑問に対しては、厚生労働省保険局医療課が、H20/3/28に社会保険事務局や他局宛てに
発行した「疑義解釈資料の送付について」に記載があります。
問74)の回答として、「必ずしも1週間以内の薬剤をすべて記載するということではない。
患者の病態や、使用した薬剤の種類に応じ、また、退院後の薬物療法における情報共有の
必要性を考慮した上で、記載する薬剤にについて適宜判断する」
とされており、ここからは私見となりますが、たとえば、投薬し疾患が治癒したもの、
あるいは、投薬終了した後、副作用が特に認められなかった薬剤などについては記載しなくても
よいのではないか、と考えています。

ですので、具体例を話しますと、今のところは、まだ2件しか算定していませんが、
お薬手帳に記載する薬剤名は、退院時処方と数日前に使用した感冒薬を記載しました。
あとは、初めてお薬手帳をもらう方でしたので、使い方、使用するメリットなどお話しました。
おそらくこれで問題ないのではないかと、私は考えています。

参考になったか分かりませんが、私が答えられるのは、ここまでです。
当方としましても、本当のところは不明のままやっております。
詳細が明らかになるのは、もう少し時間がかかるのではないでしょうか。

なにか、ご指摘ありましたらよろしくお願いします。

yakutamaさんもブログもってらっしゃるようですね。拝見しました。
よかったら、リンク貼らせていただけますか?
また、mixiでも、どこかの薬剤師系のコミュニティでお名前を見かけたような
気がしますが、同一の方でしょうか?

2008/04/17(木) 21:39 | URL | cenosky #KIwEIwnw[ 編集]
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