書籍の紹介

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これまた統計学の書籍の紹介。

 統計学が最強の学問である

       

だいぶ前に買って読んでいたものなんだけど、再び読み直してみた。


筆者の主張のなかで自分にとって有用であったものをまとめてみた。

・統計リテラシーを身に着けていないと、データの正しい判断ができない。

・近年IT技術が進歩し、複雑大量なデータも短時間に解析できるようになった時代だからこそ、
統計学が重視されるようになってきた。

・近年ビッグデータを解析するといった手法も見受けられるが、
全数調査しなくても旧来から存在しているサンプリングによるデータ解析でも、十分対応可能である。

・ビッグデータからやみくもに解析しようとしてもあまり意味がなく、
なんのためにデータを集め解析するのかという明確なゴールを定めていなければならない。


なるほどなと。これを読んで最近の自分の考え方を反省させられた。

最近、処方統計や後発医薬品使用割合などのデータ収集と解析の多くの部分を

任せられたり依頼されるようになってきている。

短時間で業務をこなせるようになってきたし、いろんなことができるようになってきた分、

ほかにもまだまだデータ解析できるものがあるんじゃないかと、ついつい手広く考えてしまっている。

だけど、まさしく筆者の主張のとおりであって、むやみにデータを集めて解析をしても、

それが本当に患者や病院、薬剤部を含めたステークホルダーの利益にならなければ意味がないのである。


最近、統計学を学びたいと思いだした。

先日買った書籍はこれ。

ゼロから学ぶ 医薬統計教室
       


中身はタイトルに「ゼロから学ぶ」と書いてあるだけ、かなり基礎的なことが書いてある。

自分はこれまでにいろいろな書籍やサイトで統計学について少し学んでいたため、

この書籍のレベルだったら理解できた。

内容的には、どうやって解析を行うかという解析手法の詳細はあまり書いておらず、

各調査に対する適切な解析手法の選び方や統計手法から得られた結果をどのように見るのかといったものが多い。

統計の基本用語の説明からデータのまとめかた、データの比較や評価方法が記載されている。

ただし、どれも基礎的なことなので、すぐに統計学を使って論文がかけるかというとそれは難しいと思う。


なので、「統計を学びたいけど、何から学んでいいかわからない」とか

「初めて医療統計学について学んでみたい」という方には勧められる書籍。


薬のことを学びたい看護師さんのために作られた薬の本

ナースのためのくすりの事典〈2013〉
       



題名のとおりナースのためにと作られた書籍。

薬剤の適応・用法用量、禁忌などの基本情報はもちろん、

「薬の特徴」や「使用上の注意」「看護のポイント」「患者家族への指導ポイント」などが

わかりやすくまとめられている。

また、「ありがちなQ&A」というコーナーも薬の知識を深めるのに役立つ。


50音順・商品名でひける 治療薬事典
       


50音順になっているので商品名で調べやすい薬事典。

薬剤の適応・用法用量、禁忌などの基本情報はもちろん、

「投与時の注意すべき事項」や「患者モニターのポイント」、「注意する副作用」、

「患者・家族へのアドバイス内容」などが記載されており、

看護師向けに作られた書籍といってもいいくらい、看護師さんには有用と思う。

両方とも看護師さんには必要十分と思える薬の事典。



説明力UP!臨床で役立つ薬の知識
      


説明力UP!臨床で役立つ薬の知識は、

薬剤師にとっては当然知っておかなければならないと言える内容ばかりで基礎レベルの本。

看護師向けに薬の勉強会をしてくれと看護師から頼まれたら、

この本からテーマのヒントが得られそう。

薬剤師にとっては勉強会のネタ帳として使える書籍だと思う。

そもそも、たぶん薬剤師向けというより看護師に向けに作られたのではないかと思う。

薬の基本についてわかりやすく記載されており、

薬について学びたいと考えている看護師さんには勧められる。


他の薬事典 参考書籍

              

薬剤師が知っておきたい臨床知識 (三浦 崇則 (監修), 勝見 章男 じほう)

       

注射のルートや検査値など

新人薬剤師さんとか病院薬剤師に転職した人向けの書籍。

病院で勤務する場合に必ず必要となってくる薬以外の知識を網羅してくれている良書。
薬剤師のための医薬品副作用入門
       


薬剤管理指導業務の一環として副作用モニタリングを行っていると、

「この症状(検査値)は副作用かもしれない」と思う症例に当たることがある。

その時、本当に副作用なのかどうか判断が難しい場合が多々ある。

「この症状は薬剤によるものだろうか?」
「それとも原疾患による症状だろうか?」
「薬剤性ならばどの薬剤によるものが疑わしいか?」
「その薬剤でその副作用は起こしやすいのか?」
「その薬剤は中止すべきか?中止せず減量でもよいか?」

それでいつも悩む。


この書籍は、薬剤師が「副作用かもしれない」と感じたときに、

それが副作用かどうかを詳細に吟味するための方法を記した参考書。


副作用が疑われる症状(検査値)が出現した際、

何をチェックしそれをどう判断していくのか、医師とどのように協議していったらいいのかといった

薬剤師の知っておくべき知識や取るべき行動を、各副作用ごとに実際の症例(一部改変)を元に

丁寧に解説してくれている。

各症例の解説は、経過表付きで視覚的にもわかりやすくなっている。

副作用は次の項目でまとめられている。

・薬剤性血液障害
・薬剤性肝障害
・薬剤性腎障害
・薬剤性胃腸障害
・薬剤性循環器障害
・薬剤性精神障害
・ショック
・薬疹
・代謝異常
・電解質異常
・その他


副作用かどうかの検討方法や判断を解説してくれる書籍はこれまであまりなかった。

一通り読むことで、薬剤による副作用かどうか吟味する能力が自然と身に付きそうな良書。
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